気まぐれ食いしん坊の台湾ごはん 【台湾の作家】★ 「西川満」をご存知ですか?
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【台湾の作家】★ 「西川満」をご存知ですか?

 
台湾と日本の関係を探るうえで、

はたまた、台湾文学をひもとくうえで、

キーパーソンの一人である、日本人作家「西川満」氏。





ご存知でしたか?

IMG_1142.jpg

恥ずかしながら、

今回、【国立台湾文学館】へ立ち寄って、
彼の展示会に遭遇するまで、

わたしはまったく知りませんでした。。。。





彼について、調べれば調べるほど、
「う〜ん、難しい!」という印象。

それだけに、
彼を知るきっかけとして、
文学館に足を運んでよかったな〜と思ってます。

展示は、9月23日までなので、
機会のある人はぜひぜひ


IMG_1144.jpg

簡単に、私の知ったことをメモすると。。。


西川満(にしかわみつる)氏は、

•1908年2月12日 福島県会津若松市生まれ

•1910年 3歳のとき、父(西川純)とともに台湾へ渡る。
     父は、台湾の樹林の昭和炭鉱(昭和炭業社)を経営する。

•台北の樺山小学校

•台北一中

•台北高校受験に2度失敗し、19歳で基隆の税関吏となる

•日本の早稲田大学仏文科に進学。吉江喬松に師事。
 卒業論文は「アルチュール・ランボー」。

•1933年、大学卒業(26歳)。
 師事していた吉江喬から
 「地方主義文学のために一生をささげよ」との教えをいただき、台湾に戻る。

•台湾日日新報社(当時の台湾の新聞社)に入社

•1934年9月 媽祖書房を創設、雑誌『媽祖』を刊行

• 1939年(32歳)12月 発行元の台湾詩人協会を自宅に置いて詩誌『華麗島』を創刊。

• 1940年1月 『文藝台湾』へと発展、創刊

•1944年12月、父・西川純が死去。跡を継いで、昭和炭業社の社長となる

•終戦後の1946年4月7日 日本へ引き揚げ

•その後も、作家活動を続けるも、ほとんど注目を浴びず

•1999年2月24日 逝去



IMG_1143.jpg


彼の父親は、台湾で炭鉱を経営する一方、
台北市会議員もつとめるほどの名士で、

息子•西川満が執筆した『台湾縦貫鉄道』を出版するために
わざわざ台湾出版文化株式会社(社長は父親)という出版社までつくったそうです。

こうした恵まれた環境を背景に、
彼は多くの作品を発表します。


で、これだけだったら、
金持ちの日本人のボンボンが。。。という話になるんだけど、

文芸雑誌を発行するなど、
当時の台湾の文芸運動を促進したことも、これまた事実。



彼が発行した文芸誌『文藝台湾』の前身である詩誌『華麗島』では、
邱炳南(邱永漢)の名前もあがっているそうです。

邱永漢さんといえば、

我が家の本棚にも、
『奥様はお料理がお好き』『食前食後』『象牙の箸』などなど。。。
数々の著作が並んでいるので、

すごーく単純に、
ふむふむ、台湾の文壇にもたしかに影響したんだな、と
素直に頷いてしまう☆





頷いてしまうんだけど、


【西川満=凝った装丁】

などという図式を指摘されると、

やっぱ金持ちのボンボンだし、
日本統治時代の台湾で、エラソーにしていたのかな、
などという邪推も持ってしまったり。。。。




ホント、第一印象というものすら
あやふやな作家なのであります。



IMG_1146.jpg


作家としてのおもな実績をふりかえると、


処女作は、1935年(昭和10年)の詩集『媽祖祭』。

1937年(昭和12年) 第4回文芸汎論詩集賞・詩業功労賞 詩集『亜片』

1942年(昭和17年) 台湾文化賞 小説『赤嵌記』

1947年(昭和22年) 第1回夏目漱石賞[佳作] 小説『会真記』

1949年(昭和24年) 第22回直木賞候補 小説『地獄の谷底』



処女作は『媽祖祭』とありますが、

彼は、戦後、日本に戻ると
媽祖信仰を日本に広めようという動きを行い
日本天后会を主宰したという経緯があります。



また、自らの著作の数々に、
台湾における閩南語(ミンナン語)を多用したり、

台湾の歴史や民話の掘り起こしに努めたことなどを
振り返ると、


IMG_1145.jpg


家が裕福か否かは別として、

彼は、文学と台湾が単純に好きだったんだな〜 と思ったり



なにはともあれ、
彼の著作をひとつも読んだことがないので、

次回、日本に帰る機会があれば
ぜひ物色してみようと思っています。

『ちょぷらん島漂流記』が
ちょっと面白そうな予感。。。
(タイトルの響きがかわいいね•笑)

IMG_1150.jpg

日本に引きあげた後は、
とくに注目されることもなかったようですが、

日本よりも台湾でのほうが
彼の評価は高いといわれています。



どういう人柄だったんでしょうね。。。


IMG_1148.jpg






さてさて、

昨日、ちょこっとお話したとおり、

IMG_1135.jpg

『国立台湾文学館』は、
建物じたいが、国定文化遺産のひとつです。

1916年、日本統治時代に台南州庁としてつくられた建物の一部が、
まだ残されていたりして、

そうした新旧の建築の融合も、
常設展といいますか、展示のひとつになっています。

IMG_1141.jpg



↓ 今も残されている、当時の地樑。

IMG_1132.jpg

建物の基礎部分や地下部分を支えるために
地面の中に施工される梁(地中梁/ちちゅうばり)のことですね。

IMG_1133.jpg


こんな瓦?も。

IMG_1140.jpg

いかにも日本っぽいですね〜






そして、なぜか。。。


IMG_1153.jpg

入り口横にマンモス 




これも夏休みの子供向け演出???









     **************








おっ!


いいねえ、いいねえ、大ちゃん!

IMG_1231.jpg

お見合い写真にしてあげよっか?









はぁ〜

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めんどクセ!









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020.jpg

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